とうとうこの日がやってきた。 『合格発表』 運命の分かれ道…別れ道。 昨日の夜は眠れなかった。 なぜなら、吉太郎が電気を消さないから。 12時を過ぎても、吉太郎の部屋の電気はついたままだった。 吉太郎も緊張していたの? 吉太郎は絶対に受かってるよ。 私は、正直自信がない。 何度も復習したはずの数学の問題が、最後まで解けなかった。 吉太郎の部屋のブルーのカーテンを見つめながら、私は月に祈る。 吉太郎ともう1度… 昔に戻ってやり直したい。 吉太郎のそばにいたいよ。