「お~い、美咲ちゃん。一緒にあそぼ!」 「やだよ~!吉太郎いじわるするからやだ!!」 幼稚園で出会ったあいつ。 幼稚園の先生に、私との結婚を宣言したあいつ。 『絶対しない!吉太郎なんてチビだし!』 憎まれ口ばかりの私にも、 あいつはなかなか愛想を尽かさなかった。 やんちゃなくせに、 一途で… あいつは、私の後ろばかり追いかけていた。