「いつか乗りたいと思ってたんだ~。」


「あれ?もう何回か来てるよね。」


「でも、観覧車って地味だし、時間かかるから、

 アトラクションとか、絶叫系回ってると、

 後でいいね的な感じで

 乗れずじまいで。」


「乗れてよかったな。」


「うん。特につっくんと二人で乗れてよかった。
  

 見て、下にいる人が小さいよ!


 あ、、、」


「何?」


「下の人キスしてたの見ちゃった。わ~///」


真っ赤になる毬乃。

純情なやつ。オレだってあわよくばって思ってるんだけど、、


「カップルで観覧車は定番だもんな。」


「そおなの?」


真っ赤だな、ゆでダコか?


「オレたちはなし?」


やっぱ無理かな、、


「う、アリですかね。」