帰国子女の逆ハーライフ♪

「・・・あいつら、待ってるから。行くか。」

「うん。行こ。」

あたしは、急いでベッドから降り・・ようとして

バランスを崩してこけそうになった。

「きゃっ!」

「おいっ・・・。」

その瞬間、ふわっとあたしの身体は

宙に浮いた。

「・・・ん・・?」

「・・お前、危なすぎ。」

「ご、ごめんっ・・・。」

あーびっくりした。

顔面からいっちゃうかと思ったよ・・・〔笑〕

「・・ほら、手ぇかせ。」

「ん?手?」

「・・・繋いどけば、もうこけねーだろ。」

「あ、そ・・そうだね。」

差し出された手に

あたしは右手を置いた。

翔人の手は、思ったよりもあったかかった。



「・・・そうじゃなくて、こう。」

「ほぇ?」

「・・和弥が前言ってた。手はこうやって繋ぐんだと。」

それは紛れもなく

“恋人繋ぎ”

ってやつだった。

あたしもよくしんないけど・・・

確かに誰かが言ってた気がする。

「・・・熱弁されたから、1回やってみたかったんだよね。」

「ふーん。」

「・・・結構ふつーだな。」

そうかなぁ・・・?

あたし的には

ふつーに繋ぐよりも

強くつながってる気がして・・・

ちょっと恥ずかしいけど。