帰国子女の逆ハーライフ♪

『あ、あのさ。りーちゃん。』

『ん?何?』

『さっきから、ずっと言おうと思ってたんだけど・・・。ド、ドアの近くにいるあの男の人、誰?』

奏は、ドアのほうを指差して

あたしにきいた。

・・・あ。

翔人のこと、すっかり忘れてた。



「翔人。ごめんっ。入って?」

「・・・俺が入っても大丈夫なのか?」

「うん。あたしの親友だもん。」

あたしは、ドアの傍に近寄って

翔人の腕を、軽く引いた。



『奏、紹介するね。あたしの彼氏、翔人だよ。』

『そんなことだと思ったー。りーちゃん、こっちでもすっごくモテたから。』

『そんなことないって。』

意地悪そうな笑みで、あたしをからかったあと

うって変わって、優しそうな表情をした奏は

『大切な人が見つかって、よかったね。』

と、あたしに微笑んだ。