『た、誕生日おめでとー…………』 照れくさくて下を向きながら言って、ネックレスの入った箱を差し出す。 「……………」 蓮は、ビックリした顔で、固まっている。 気に入らなかったのかな…… 少し不安になり、動きたくてバッグをまだベッドに座ったままなので、邪魔だからベッドの脇に捨てた。←おい、コラ言い方。 黙れクソ作者。 「…………コレの事言ってたのか?」 蓮は、何時の間にか箱からネックレス出して、見つめていた。