蓮は、部屋に着くなりガラッと勢いよく襖を開ける。 さっき、気づいたけど、俺達の部屋ってなんだよ? 私も此処に泊まるんだけど。 ま、いっか。ほっとこ。 「麗桜も蓮もおそーい!」 綺羅が、可愛くフワフワしながらぎゅーっと抱きしめて来る。 ……酒はいってんな。 綺羅弱いのかな? 微かにしか臭わないから、少しだけ…3杯ぐらいと思うけど。 ま、私は一回家で飲んで記憶とんで、次の日は、絶対飲むなって言われた。 チューハイけっこう美味しかったのにさ。