「……………、何……言って…」 「死んで………た…」 よく連夜をみれば、足にも血がついていて足跡が廊下へと続く襖から点々とある。 「………、だ、れが‼」 思わず怒鳴るように大声を張り上げた。 連夜は肩を揺らして瞳を俺からずらして、伏せたまま涙を流して呟いた。 「………、父さんと、母さん…」 ーーーーーあぁ、 世の中って、何て皮肉なんだろう。