あっという間に、お昼。 私はとりあえず、屋上に向かおうと教室を出ようとした。 けど、樹に腕をつかまれて行けなくなった。 「樹? 私…」 「…屋上、行くのかよ」 「え…うっうん…」 「…行くな」 「えっ?!」 突然、そう言い私を見つめてくる。