「何、誰にあげるの~?」

そう言って、お菓子づくりをしている私に話しかけてくるお姉ちゃん。



「秘密///」


昨日、考えたんだけど…作ったはいいものの…
どうやって渡そう…。
学校は、まだ始まらないし、家も知らないし…。



「…お姉ちゃん、どこか行くの?」


考えていると、鞄に荷物を入れているお姉ちゃんがいた。



「ウン///
 佑斗の家に///」



佑斗サンっ!?
じゃあ、輝星いるんじゃ…