「…心愛? どうした? 熱でも…」 そう言って、俺は心愛に近づく。 「なっ、なんでもないよっ! そっそれより、次どこ行く?」 「あ、次は…」 俺は、不思議に思いながらも話を進めた。 そんな俺らを、樹は黙ってみてた。