授業が終わり、荷物を鞄に入れている樹に話しかける。 「樹、ちょっといい?」 「ん。 えぇけど…どしたん?」 「あの、クリスマスのことなんだけど… 樹と輝星、蛍、私で…4人で遊ぼうと思うんだけど…」 そう樹を見つめる。 「…ん、いいよ。」 そう優しく笑ってくれる樹。 よかった~ 私が、そう思っているといきなり樹が顔を近づけてきて… 「俺は、2人っきりがよかったけど」 いつもより、低い声でそう言った。