「でも、私が頑張れたのは、輝星クンがいたからで…」

必死になる、私たち。


「ぷっw
 きりないな、俺ら」

「ふっw」

私もつられて、笑った。


「じゃあ、お互いさまだね」

そう言って笑うと、頬を赤らめて私に近づいた。
その瞬間。

ちゅっ


頬に柔らかい感触。


これって…また…きっキス?!


驚いて輝星クンを見る。


「…なんか可愛いかったから…///」


「?!///」


その言葉にもっと照れる私。


「あと…クンもいらない。
 輝星でいいから。」


そう言って、私たちは少し顔を赤らめながらそれぞれの家に向かった。