Love★Battle


「っ…ごめん、心配かけて…。
 もう、心愛、泣かすようなこと、絶対せんから…」

真っ直ぐ、私の目を見て話す樹。


「っ…うんっ…」


ちゅっ


頷いた瞬間、頬にキスをされた。



「え?!」


びっくりして、樹を見る。


「…可愛いすぎ…。
 って…あ″授業!!」



近くの時計を見ると、もう授業が始まっている時間だった。