「っ…ごめん、心配かけて…。 もう、心愛、泣かすようなこと、絶対せんから…」 真っ直ぐ、私の目を見て話す樹。 「っ…うんっ…」 ちゅっ 頷いた瞬間、頬にキスをされた。 「え?!」 びっくりして、樹を見る。 「…可愛いすぎ…。 って…あ″授業!!」 近くの時計を見ると、もう授業が始まっている時間だった。