Love★Battle


すると、樹は優しく、腰に回した手を離した。

「あっ、ありがとう///」

顔が赤くなっていることが、自分でもわかる。

「ん…別に」

そう返事をして、樹はまた屋上に向かう。


「まっ、待って!」

「何…?」

樹を呼びとめたものの、どうすればいいかわからなくなった。


笑わすってどうすればいいの?!

「樹っ!」

そう、私の少し後ろにいた輝星クンが、樹を読んだ。