「大丈夫だった?!」
輝星たちの元に戻り、そう聞く慎。
「余裕だったし!」
そう言ってニコっと笑う輝星。
「アホか。
何、ケンカしたってことにしてんだよ」
つかさずつっこむ樹。
「あのあとすぐ、どっか行ったんだよねw もぅ、心愛もいないし、目的がないからってw」
そう説明する蛍。
「そっか…よかった。」
安心した様子の慎。
「…みんな、ありがとう」
私は、そう言って頭を軽くさげる。
「好きな人守るんは、当然やろ」
そう当然のように話す樹。
「心愛が無事でよかったよ」
優しく微笑む慎。
「…今まで、冷たくしてゴメン。
俺…怖かったんだ…心愛にふられるのが。
でも…もう答えなんて、どうでもいい。
好きやから…好きって伝えたい。」



