Love★Battle



「大丈夫だった?!」

輝星たちの元に戻り、そう聞く慎。


「余裕だったし!」


そう言ってニコっと笑う輝星。

「アホか。
 何、ケンカしたってことにしてんだよ」

つかさずつっこむ樹。


「あのあとすぐ、どっか行ったんだよねw もぅ、心愛もいないし、目的がないからってw」


そう説明する蛍。


「そっか…よかった。」

安心した様子の慎。


「…みんな、ありがとう」


私は、そう言って頭を軽くさげる。


「好きな人守るんは、当然やろ」

そう当然のように話す樹。


「心愛が無事でよかったよ」

優しく微笑む慎。

「…今まで、冷たくしてゴメン。
 俺…怖かったんだ…心愛にふられるのが。
 でも…もう答えなんて、どうでもいい。
 好きやから…好きって伝えたい。」