私はみんなより一足早く、待ち合わせの駅についた。 それから、ぞくぞくとみんな集まってくる。 「あとは、輝星だけか」 樹の言葉に、少しドキッとしながら私は輝星を待っていた。 「あ、遅いぞ、輝星…って…え?!」 輝星の方を見て、驚く樹。 私も輝星の方を見る。 「ぇ…」 私は、驚いてすぐにうつむく。 そこには… 輝星と、遠山さんがいた。