____…のにも関わらず、俺に抱きついてくる姫奈乃。 なんなんだよ、急に。 でも、さっきのうなされている姿を見てるからか俺は姫奈乃の背中に手を回し、まもるように抱きしめ返していた。 抱きしめていると、時の流れが手に取るようにわかる。 幼い頃は同じくらいの身長、体型だったのに 今ではこいつのいたるところが女だって主張している。 本人は全くもって自覚していないが…