サファイヤアンドロイドの夢

中枢部のあるポイントを除き、約10万のアンドロイドを分散させて7つのポイントを一斉に攻撃した。中枢部はパニックを起こし、それぞれのポイントに軍隊を送り込む。中枢部はガラ空きだ。
10万のアンドロイドは囮だった。
人間どもの兵力を中枢部から遠ざけ、手薄になったところを落とせば革命は大成功するはずだった。
なのに。

なのに。

「だが、革命は失敗した。中枢部を落とす事が出来なかったんだ。」

15分。
それが限度だった。
10万のアンドロイドと言っても、すべてが戦闘用と言うわけにはいかなかった。
看護用、農作業用、家事作業用と、人間と変わらない能力しかないアンドロイド達も混じっていた。
それでも、15分と言う時間なら、持たないわけではなかった。
ただ、中枢部をパニックに陥れ、戦力を7つに分散させさえすれば、あとはMr.D率いるそれこそ戦闘用アンドロイドばかりを集めた精鋭部隊が中枢部を破壊しつくす計画だったのだ。