サファイヤアンドロイドの夢

「Mr.Dは、私達を先導し、アンドロイドの革命を宣言した。今から3年前だ。」


今でも目に浮かぶ。
Mr.Dの勇姿。
アンドロイドの自由を説き、革命へと導いた我らがリーダー。
だが。


私の表情が曇ったのを、男は見逃さなかったようだ。
シーツの隙間から、少し心配そうな目が私を見た。
同情されていると言うのか?
食事すら満足に取れない捕虜に?
私は平気な振りをして話を続ける。


「革命はこの世界を8つに分け、徹底的に破壊しつくす、と言うものだ。最終戦争が終わって平和ボケしていた人間どもは何も出来ない。」