サファイヤアンドロイドの夢


危うく
地球ごと消滅させられてしまうところだ。


「どうだ?おまえはあの時現場にいたんだろう?覚えているか?あのアンドロイドを。何と言ったか……」


「ライラ。」


タケルがすぐに口に出来る名を、
ギルドはすっかり忘れてしまっている。

ギルドにとってはその程度の存在だったのだ。
だが、奴にとっては。