サファイヤアンドロイドの夢

「例のアレ?・・・・・・ああ。」


男が回りくどい言い方をしたので、一瞬何のことだか分からなかった。
男は、Mr.Dの事を言っているのだ。


「たぶん、ギルドのおっさんの力じゃ再生はムリだと思うけど。あんたが見事にバラバラにしちまってたからな。だけど、幾つかの部品は、この薄明かりをエネルギーに換えて生きてた。メモリーが再生できるくらいにな。何だったら、保管場所に案内するけど。」


「いや。Mr.Dはそれを望んでない。」


「じゃ、何でここに戻って来たんだよ。
会いたかったんじゃねーのかよ。」