サファイヤアンドロイドの夢

男は天井を見上げたまま泣いていた。
私は、動くことも出来ない。
ライラが・・・・・・死んだ?


「どうして?AIさえ無事なら、ボディを変えれば・・・・・・」


男は答える代わりに首を振る。


「駄目なんだよ。ライラのやつ、俺たちを追いかけて、砂漠で倒れてただろ?あの時、ライラの足の機能を止めたのは砂じゃなかったんだ。ドクターリンが、こんな急に機能停止するのはどう考えてもおかしいって、ボディをスキャンしたんだ。そうしたら、バイオチップのほとんどが侵食されてた。AIすらも全部だ。