サファイヤアンドロイドの夢

左腕を引き上げられ、いきなり抱き締められる。
薄暗い地下室に、
聞きなれた声がした。


「マジ勘弁して。もー金輪際、俺の前からいなくなるのナシ。」


男だった。


「おまえ、製造工場を襲って・・・・・・」


「はは、ニュース見たんだ。俺すっぴんで行っちゃったからさ、もう街を歩けないよな。あんたみたいに顔変えるくらいの細かいことしとくんだった。で、何で泣いてんの?」