サファイヤアンドロイドの夢

「だから!あーもう、わかった。そんなにカラクリが知りたいか?
おまえは、この計画を成功させようと、すべての真実を閉じ込めた。自分で自己暗示をかけてな。それは、あるキーワードを聴くと解けるようになってる。研究所でさんっざっぱら練習させられたアレだよ。
っとにバカだよな。俺達は記憶を共有してんだぞ。バレないとでも思ってたのか。いいか、すべてのことを忘れるように、俺の記憶と引き換えに閉じ込めた真実の、キーワードは、
愛してる、
だ。」


その言葉を聞いた瞬間、
画面に映る私の両目から涙が溢れ、
その画面を見つめていた私の視界も揺れた。
頬に、生暖かい感触が伝わる。

そして
同時に、溢れ出す、
閉じ込めていた真実。

雁字搦めに絡めとられた
鎖がほどけるように、
記憶が流れ出す。


そうだ・・・・・・私が・・・・・・。