サファイヤアンドロイドの夢

最初は、意味がわかんなかった。目の中だぞ、有り得ねーだろ?
だけど俺は、ずっと前からいろんな疑問を持ってて・・・・・・落ち着いて考えてみようと思った。
例えば、俺は、特殊能力研究所のナンバーワンエスパーだったはずなのに、何の力も使えない。いくら力を封印したからっておかしくねーか?
まだあるぞ。昔の事を思い出そうとすると、確かにスラム街で食うや食わずの生活をしてた記憶があるのに、すごいデカい屋敷でケーキといっぱいのプレゼントで誕生日を祝ってもらった記憶もある。
でさ、痩せたじーさんが、俺に言うんだよ。「お誕生日おめでとう、ユーヤ。」って。
そんな記憶が、どうして俺にあるんだ?
でな、こいつ誰だろうと思って調べた。そしたらな、そっくりなんだ、コレが。
記憶の中のじーさんがさ、おまえの親父のヤマモト博士にそっくりなんだよ。
さあコレは、なんのトリックだ?」