サファイヤアンドロイドの夢

柔らかい舌が私の指に合わせて蠢く。
私は、思わず指を彼の口の中から引き抜く。
彼は、舌の先に鍵を乗せ、私に見せた後、音を立ててそれを飲み込む。


「Mr.D!」


「俺はチャンスを与えてやったんだぜ?ユーヤ。」


「見殺しにするんですか!!仲間を!!」


悪ふざけにしては度が過ぎていると思った。タイムリミットは迫っている。いつまでも子供染みたお遊びに付き合っている暇はなかった。


「見殺し?ああ、たくさん死ぬだろうな。」