サファイヤアンドロイドの夢

何と言えば、彼の、この荒れた心が癒やされたのだろう。
何と言えば、彼を、
救うことが出来たのだろう。

私は、この時と同じ立ち尽くしたまま画面を見つめる。


「アハハハハハハ・・・・・・!!」


彼が笑う。
なんて、哀しい、笑い声。


「Mr.D!いい加減にしてください!革命なんです!もうあと25分で革命が始まるんですよ!私達の夢だったアンドロイドの自由がもう少しで手に入るんです!鍵を渡してください!」