サファイヤアンドロイドの夢

「あたしは生きているのよ!タケルが好きなの!タケルと一緒に生きたいのよ!」


そう叫んだアンドロイドの頬に、亀裂が走る。
血が流れるシステムにはなっていないようだ。裂けた人工皮膚からそのまま金属部分が覗く。
悲鳴を上げ、逃げ出そうとするアンドロイドの腕をアキラが掴む。


「止めろ!アキラ!」


タケルが止めようと手を伸ばしたが遅かった。
アンドロイドは、アキラにとって致命的な言葉を口にする。


「離してよ!バケモノ!!」