サファイヤアンドロイドの夢

「どうしてわからないの?アキラ!」


アンドロイドは画面をまっすぐに見据えてそう言った。


「わからないのはそっちだろ!おまえはタケルに騙されているんだ!ここを出て自由になるだなんてどうかしてる!俺は・・・・・・」


「俺は?おまえが好きだとでも言うのかよ、アキラ。」


驚いた。
アンドロイドを庇うように後ろにやり、出てきたのはあの男だ。5、6年は前の映像なのだろう。まだ顔が幼い。タケル、と言う名前なのだ。


「アキラ、あたしは自由になりたいの。こんなところもう嫌なのよ。」


アンドロイドが画面に言う。