サファイヤアンドロイドの夢

今度は男は声を出した。私の部屋のドアをドンドンと力いっぱい叩く。この調子で行けば、こんな夜中に教祖様が何をしているのかと部下達が私の部屋を遠巻きに取り囲むのも時間の問題だ。
私は、男の為にドアを開けてやる。


「ったくどんだけ可愛いんだ。子供か、おまえは。」


男が悪態をつきながら、ずかずかと部屋に入ってくる。


「人がすんげー決意をしてやって来たっつーのによ!これ以上好きにさせてどーすんだ、ばーか。」


男が何を言っているのかわからず、私は、後ろにライラでもいるのかと振り返る。
男はそれを見て大爆笑した。