サファイヤアンドロイドの夢

「あいつらは化けもんだ。おまえはバケモノと人間の区別もつかないのか?」


ギルドが笑う。心底おかしそうに、声を立てて。


「言ってみろ、ライラ。あいつらは何だ?うん?」


ライラは小さく呟く。
化け物です、と。

ギルドは満足そうに頷き、ライラの上にのしかかる。
机の上でライラは、抵抗を止め、目を閉じている。

少年は知っている。
ギルドが施設の秘書として宛がわれたアンドロイドを自分の性的欲求を満たす者として使用している事を。
少年は、ライラの声が聞こえだす前に、ドアの前からそっと離れる。