サファイヤアンドロイドの夢

「あいつって……」


「とぼけるな!ここに拾われなければ窃盗犯で鑑別所行きだった恩も忘れて我儘のし放題!挙句の果てに……」


「ギルド長官?」


「答えろ!あいつに何を言った?!」


「キャ!」


ギルドは力任せにライラのブラウスの襟首を掴み、揺さぶる。


「答えろ!」

「何も……ただ、私が電球を替えている時に、足を滑らせて……あの子は受け止めてくれようとしたんですけど、一緒に転んでしまって……それだけです……本当に……」