サファイヤアンドロイドの夢

「ごめんなさい。」


女はもう一度そう言う。少年は遠のいて行く足音で、女が部屋を出て行った事を知る。少年は、女を追いかけて、説明すべきかどうかを迷う。
だが、今のこの気持ちをどう言葉で表したらいいのかが分からない。


「まだここにいたのか。」


少年の背中に声をかけたのはギルドだった。
少年が振り向くより早く、部屋に入ってくる。


「部屋に戻れと言わなかったか?」


「あんたこそ。最新の設備案内は終わったのか?」