サファイヤアンドロイドの夢

男は、二つの塊となったアンドロイド達目がけてまた撃とうとする。私は男にしがみつき、必死になって攻撃を止める。


「止めろ!もういい!今なら逃げ切れる。車を発進させろ!」


「何言ってんだよ、こいつら!」


男はまだトリガーから手を離さない。


「頼むから!……殺さないでくれ。」


勢い込んで私の手を振り払おうとした男が、私を見て動きを止めた。


「泣……くなよ、……びっくりするじゃんよ。」


スピーカーからアンドロイド達の狂喜の声と断末魔が聞こえてくる。
耳を塞ぎたい。