サファイヤアンドロイドの夢

「……あなたの意見に賛成です。」


私は、男に教えたセリフを自ら口にする。
男は満足そうに微笑み、また周囲を見渡す。誰も異論など唱えない。


「今回の事は、まだ調べる余地はあるが、彼らの行動は勇気だ。逃げたのではない。可能性に賭けたのだ。ジェイル。」


「はい。」


「とにかくデータを集めてくれ。いつから脱走が行われるようになったか。そのルートと足取りを掴め。それと、各ポイントごとに脱走しているアンドロイドのレベル調査を行え。1週間後に集会を開く。対策案はそれからだ。」


「畏まりました。」