サファイヤアンドロイドの夢

「……頑張ったな、ライラ。でも、もう休んだ方がいい。」


そう言ってやるとライラは、男に向けた笑顔を私にも見せる。私は、その顔がまともに見られない。


「よし、じゃ、また背負ってやるよ。」


「Mr.D、悪ふざけはそれくらいにしてください。介護班を呼びます。」


ライラを背負う為に跪いた男は、私を見上げた。構わず私は携帯端末を鳴らす。


「何でだよ、大丈夫だよ。今だって平気だったろ?」


私は、携帯で短く状況を説明した後で、男に言う。