サファイヤアンドロイドの夢

「何の用だ?は、ないでしょー。時間になっても現れないから心配して来てやったのに。」


男は顎で机の時計を指し示す。
私は自分が随分と寝過ごしていたことに気づく。


「すまない、今すぐ・・・・・・」


私は慌ててクローゼットを開け、今日、集会に着て行く服を選ぶ。
男の服も選んでやらないといけない。
どんなに急いでも集会の開始時間ギリギリだった。


「どうしてもっと早くに起こしに来なかった。」


私が寝過ごしたことが悪いのは分かっていたが、男が慌てている私をおもしろそうに見ているので、つい悪態をつく。