サファイヤアンドロイドの夢

彼が聞いているのは、集会に集まるアンドロイドの数だ。
スタートした時には、10体にも満たなかったアンドロイドが集会を重ねるごとにその数を増やし始めた。

アンドロイドに自由を!!

その考えは、禁忌だった。

誰もが、アンドロイドは人間の道具だと信じていた。
当のアンドロイド達すらも。
だが、その考えを肯定し続けるには、アンドロイド達はあまりに進化し過ぎた。

人間そっくりに造られたアンドロイド。
レストランで笑うウェイトレス。
病人の介護をする看護師、警察、軍隊、あらゆる場所でアンドロイド達は、人間の代わりとして働いてきた。
より人間に近く、より、完璧に。