サファイヤアンドロイドの夢

私はこれ以上、男の耳に情報を入れたくなかった。その為には早々にこの、戦闘能力以外は人間以下のアンドロイドに立ち去ってもらわなければならない。
レイドは渋々私の命令に従ったが、立ち去り際に男をねめつけるように見て行くことを忘れなかった。
このアンドロイドはプライドも人間以下だ。


「控え室にいてくれ。部屋にはモニターがあるから気になるならそれを見ればいい。」


行こうとする私の服の袖を、男が掴んだ。


「どこに行くんだ?」


男の目は不安に揺れていた。


「最終ミーティングだ。3年ぶりの集会だからな。失敗するわけにはいかない。」


「今日は検査に来たんじゃなかったのか?」