サファイヤアンドロイドの夢

「いつものあなたなら、顔が違うって時点で撃ち殺してるわ。
記憶喪失なんて都合のいい病気にかかった人間がどうやってFポイントで行き倒れるって言うのよ。どう考えても怪しいことばっかりじゃないの。」


そうだ、
あの男に関しては、怪しいことばかりだ。
では、なぜ私は、彼を撃ち殺さずにここまで連れて来たのだろう。


「どうかしてるわ、ジェイル秘書官。組織を守る為なら、どんな冷徹な事だってやってたじゃないの。」


ライラの言う通りだった。