サファイヤアンドロイドの夢

「アンドロイドに心なんてないよ。」


答えながらライラの隣に跪く。


「あなたにはあるかもしれないわ、ジェイル。最初から、人間として作られたあなたにはね。」


ライラは指を組み、また一心に祈りを捧げる。
彼女の言う心の底、とやらから。
私はいたたまれなくなる。
作り物の神に祈るつもりなどない。
私の神はMr.Dだけだ。


「あいつは?まさか本当に夢の続きを見ようとしてるわけじゃないでしょうね。」


私は笑って頷いてやる。
私に祈るつもりなどないことを知ると、ライラは立ち上がり、スカートについた埃を払った。