もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

「おじさん、お待たせっ。お母さんが、すぐに迎えに来るって」


『ヨカッタ、ヨカッタァ』


「おじさん何してるの?」


おじさんは瞳を閉じて、木の根元に立っている。


『ユイ! チョット、ここに立ってオクレ』


「うん」


優衣は、おじさんの隣りに歩み寄った。


「何、何っ!?」


『静かニッ!』


大きなモミの木の下で、ライトの消えた真っ暗なゲレンデを見つめる2人。