*美鈴視点* バンッ バンッ バンッ 大きな音が聞こえる… それもすごく大きな… まさかっ!! ハッとし目を開けると リコルに抱き上げられていた。 「あー…寝てていいぞ?」 「ね…寝れるわけないじゃん!」 だって、周りは リコルの存在に恐れた 人たちだよ?! 目が怖いもん! 「そうか、なら寝なくていいから目をつむってな」 「え?」 訳もわからず 目をつむった。 ほんの数秒後 「あけていいぞ」