重いって、なんですか?

「うぅっく…」

ただ好きと伝えたかっただけなのに、伝わりすぎちゃったんだ。

「…重いって、なによー!」

体育館裏の不良定番ポイントで、わたしは今日も泣いていました。

すると、どこからともなく伸びてきた手が、わたしの頭を撫でる。