水色べんとう

次の日の朝は、いつもより少しだけ早く目が覚めた。
 
だから、いつもはなにもいじくらない髪を、ポニーテールにしてみた。頭の上のほうでゆるくゆれるそれは、私の気分を表してるみたいだった。

姉を叩き起こしてから鞄に水筒をいれて、家を出た。まだ早朝といえど、蒸し暑かった。そういえば、そろそろ夏休みだ。


静かな住宅街に、私が歩く足音だけが響いていた。なんだか、気分が良い。髪形を変えたからかな。ウキウキする。スキップしちゃいそう。