水色べんとう

「まあ、だから、今日はすごく、嬉しかったです。久しぶりに、お母さんの味みたいなのを、思いだしたような気がして……」

「そっか……」
 
アイガミさんは、少しだけ悲しそうな顔をした。多分、私の話を聞いて、自分のことのように考えてくれているのだろう。