「うんうん」
「それが、私には羨ましかった。毎日毎日、おにぎりの包装紙やパンの袋をあける自分が、妙にみじめに思えた。このおかず嫌い、とか、昨日の夕飯の残りかよ、とか、文句をたれてる子のお弁当箱を、床にたたきつけてやりたくなる衝動に、かられていました」
悪事がばれた幼子のように、少し照れくさく私は笑った。
「それが、私には羨ましかった。毎日毎日、おにぎりの包装紙やパンの袋をあける自分が、妙にみじめに思えた。このおかず嫌い、とか、昨日の夕飯の残りかよ、とか、文句をたれてる子のお弁当箱を、床にたたきつけてやりたくなる衝動に、かられていました」
悪事がばれた幼子のように、少し照れくさく私は笑った。
