水色べんとう

「ぼくの母親はさー」
 
アイガミさんは話す。

「ぼくが小学生のときに、他界しちゃったわけだけど。もう、凄い寂しくてね。ぼくはお母さんっ子だったから。あ、マザコンじゃないよ。それで、亡くなって数カ月は、なんか、立ち直れなくて。ずっと塞ぎこんでたんだよ。情けない話だけどね」