水色べんとう

「まあ、最初のうちは不安でしたけど、段々慣れてきて。お姉ちゃんは大学生ですから、帰りが遅かったり、友達の家に泊まってくることもあるけど、なんか、それが当たり前みたいになってきてるというか……」

「うーん……なんだか、聞いてるこっちとしては、納得いかないなぁ」

「え?」

「高校生までのうちは、やっぱり、家族とちゃんと過ごすべきだよ」

「はあ……」
 
かぶりついたアイスはひやりと冷たく私の舌を攻撃した。だけど、なんだか夏っぽいにおいがして、少し嬉しかった。